ロシアのマスコミ各社が引用して報じている、ロシア対外情報庁の発表したプレスリリースには次のように書かれている。
「ベラルーシでの事件では西側の介入した痕跡がはっきりと辿れる。抗議行動は当初から見事に組織された性格のもので、外国からコーディネートされていた。
西側が選挙のかなり以前から抗議行動を準備し始めていたことは特筆に値する。米国は2019年から2020年初頭の期間だけでもNGOを通じて反政府的行動を組織するために2000万ドル近くを投入していた。」
ナルィシキン長官は、米国からの資金でブロガーのネット、SNS上の情報アカウントが作られ、街頭デモを行うために活動家らの養成が準備されたと話している。
「そうした中でも最も将来性のある人材は、ポーランド、リトアニア、ウクライナなど国外でトレーニングを受けた。養成には『非暴力抵抗』の経験豊富なインストラクターがあたった。」
ナルィシキン長官は米国がベラルーシで組織を狙っているのは「カラー革命」と「違憲的クーデター」であり、ベラルーシ市民と関心を同じくするものではないと指摘した。
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