17日、スポーツエクスプレス紙はヤグディン氏のコメントを掲載。同氏は、メドベージェワ選手を約2年にわたり指導したカナダのブライアン・オーサー氏について、その指導方法は北米流で優しすぎたと言い切った。メドベージェワ選手には多くのロシア選手と同じく、厳しいルールが必要であり、まさにそれがトゥトベリーゼ氏との師弟関係復活の理由であろうと語った。
「思うに、ロシア人は心にロマンを抱えている。このロマン主義が時として怠惰を生んでしまう。私たちのようなロマン主義者には厳しいルールが必要。ロシアには、つつかれなければやらない、といったような格言がたくさんある。エテリはジェーニャ(メドベージェワ選手)にパワーを充電できる人であり、今もそうなのだろう。」
ヤグディン氏は、メドベージェワ選手は自立した強い個性の持ち主であり、ファイターだとしたうえで、師弟関係の復活が彼女のキャリアの弾みになるよう期待を表した。
メドベージェワ選手は16日、2018年に離れた古巣のトゥトベリーゼ・グループに復帰した。同選手はこの間の2シーズンをカナダで過ごし、ブライアン・オーサー氏の元でトレーニングを受けていた。
2年前、トゥトベリーゼコーチの元を離れ、カナダに渡りオーサーコーチに師事していた #メドベージェワ 選手が、トゥトベリーゼコーチ率いるチームへ再び戻ることを決めました。この決断について、日本のフィギュアファンの皆さまはどう考えますか?
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) September 16, 2020