先に、韓国海洋水産省の漁業指導管理団に所属する男性(47)が21日に南北境界水域付近で漁業指導船に乗って業務中に行方不明となり、北朝鮮側の海上で北朝鮮軍に射殺されたと報じられた。
北朝鮮は「カンニョン半島沖のわれわれの海域で浮遊物に乗った侵入者が見つかり、そこから80メートル離れた場所から巡視船が名前を告げるよう求めた。最初は韓国について何度かつぶやいたが、その後、応答しなくなった。われわれの軍人の指示に応じなかったため、軍人らが泳いで近づき、空に向けて2発威嚇射撃を行った。その後、正体不明の侵入者は驚き、逃げことを試みるような状況になった。われわれの兵士たちは艇長の決定により侵入者に10発発砲した。海の境界の保護に関する規定が定めているように、侵入者までの距離は40〜50メートルだった」と伝えた。
また北朝鮮によると、射撃後、音も動きもなかったため、北朝鮮兵士が10メートルの距離まで泳いで近づいたが、侵入者は浮遊物の上におらず、「大量の血」だけが見つかった。そして国家非常防疫規定に従い、侵入者が乗っていた浮遊物を焼却したという。
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