その男性は、比較的無害な巨大なサメがボートに近づいてきたのを見て、一緒に泳ぎたいと思ったという。動画では、男性がボートから灰色のサメに向かって飛び込んだが、すぐにボートに向かって戻ってくる様子が映し出されている。飛び込んだ男性は、目の前にいるのは実は人食いザメとされるホホジロザメなのではないかと気がついたようだ。
男性は「まずい!」と叫びながらボートに向かって急いで泳ぎ、ボートに乗っている男性の友人たちが、早くボートに戻るように促している。すると男性は、「うわっ!サメに触ってしまった。くそっ」と叫んだ。するとボートに乗っている友人は「おい、それはウバザメ(危険度の低いサメ)じゃないぞ」との冗談を口にしている。
9月26日に公開されたこの動画は、わずか数日で80万回以上再生された。コメント欄では、「正直今まで見た動画の中で一番怖い」など、多くのユーザーがこの動画の恐ろしさを認めている。その他にも、「サメを見て誰が海の中に飛び込むんだ?」、「サメですら『こいつはふざけてるのか?』と思うだろうね」などのコメントが投稿されている。
ウバザメは、ジンベエサメの次に大きいサメ。オスは体長が最大9メートル、メスは最大9.8メートルに達する。今までに報告されているウバザメの体重は最大で4トン。ウバザメは、人間にとって危険度の低いサメ。