消息筋によると、トランプ大統領は補佐官らに対し、ソマリアから駐留部隊を撤退させ、兵士らを祖国に帰還させる意向を示したという。
トランプ大統領の意向を受けて米国防総省はロバート・オブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)、マーク・エスパー国防長官、マーク・ミリー統合参謀本部議長による参加のもと、撤退についての協議を開始した。
駐留部隊はソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アル・シャバブ」の撲滅に向けてソマリア政府軍を支援している。アル・シャバブは国際テロ組織「アルカイダ」(ロシアで活動禁止)と関係があると見られている。
米メディアの情報によると、ソマリアでは現在、700人の駐留部隊が展開している。
2019年に米国はソマリア駐留部隊の規模を削減し、アル・シャバブに対する空爆を中止するという情報が飛び交った。
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