なお、逮捕及び指名手配された計10人の名前は公表されていない。
検察局によると、犯罪計画の参加者らは米国で電子機器を購入し、それに対して運び屋から現金を受け取っていた。その後、運び屋が輸出許可を得ずに飛行機で電子機器をロシアに運搬していた。その運び屋の中にアエロフロートの職員及び元職員がいたという。
この犯罪計画は少なくとも2019年から実行されていた。
計画の参加者らは、5000万ドル超相当の電子機器を米国からロシアに運ぶことに成功した。密輸品にはiPhone、iPad、Appleスマートウォッチが含まれていた。
調査の結果、米国務省は、犯罪計画に参加したとしてアエロフロートの職員に発給された113枚のビザを無効にした。
在ニューヨーク・ロシア総領事館は、ロシア人がこの犯罪計画に関与しているとの情報を調査している。
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