文書には「本件に示される特殊弾薬および武器とは、NATOの標準に即さず、主に旧ソ連邦及び東欧陣営諸国で製造および使用されていた弾薬および武器を指す」と書かれている。
入札リストに記された特殊弾薬と武器には、ソ連製航空ミサイル、迫撃砲システムおよびその部材、小口径、中口径用の弾薬、大口径戦車、大砲、火砲、迫撃砲用弾薬が列挙されている。
こうした武器の使用目的については、「国家軍事戦略を支援するための実験、教練、戦闘での応用」と記されている。
入札文書には、本件に関しては米軍は米政府との間5年の期限で最高41億個の特殊弾薬および武器を一度に複数のサプライヤーから買い上げる権利を有する契約を締結していることが明記されている。
米国は、入札で入手した特殊弾薬、武器をトレーニングで用い、「敵の兵器に対する対戦術」を高める目的にも利用するとも明記している。
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