露仏電話首脳会談 南コーカサス情勢を協議

© Sputnik / Alexei Druzhinin / メディアバンクへ移行Президент РФ Владимир Путин
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ロシアのプーチン大統領はフランスのマクロン大統領と電話会談を行い、紛争が続く南コーカサス情勢や、フランスで多発するテロに向けた対策、そして新型コロナウイルス対策について意見を交わした。中でも、大規模な紛争が続く南コーカサス地域にシリアやリビアのテロ戦闘員が動員されている点について両国首脳は懸念を表明した。ロシア大統領府の広報部が発表した。

今回の電話首脳会談はフランス側の要請に基づいて開催された。

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両国首脳は未承認国家「ナゴルノ・カラバフ共和国」を巡る情勢について協議を行い、大規模な紛争が続き、さらにはシリアやリビアの過激派組織がさらに関与を強めている点に深い懸念を示した。

プーチン大統領は停戦に向けたロシアの取り組みに関する詳細や、紛争地域の政治的・外交的解決を目的とした交渉の再開についてフランス側に意向を伝えた。そのうえでロシアはフランスと協働し、紛争解決に向けて取り組むことを確認した。

また、会談ではフランスで多発するテロ行為についても話が及んだ。両首脳は会談で、あらゆる形のテロに対抗することで合意した。

さらに新型コロナウイルス対策についても意見交換を行い、感染症対策に加え、ワクチンの開発と生産に向けて協力することを確認した。

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