時価1740万ドルの小惑星が近く、地球に大接近

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直径370~820メートルの小惑星153201 (2000 WO107)が11月29日、月との間の11倍の距離まで地球に大接近する。こうした情報がNASAの地球近傍天体研究センターのサイトに発表された。

この小惑星は2000年11月に発見されていた。過去17年間は定期的な観測がなされており、地球にとって潜在的な脅威に天体リストに入っている。NASAの算出では小惑星153201 は2140年12月1日には、月までの距離より近い地点まで地球に接近すると見られている。

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小惑星に関する情報に特化したサイトAsterankは、この小惑星153201を希少資源が存在しうる6000超の惑星リストに含めている。同サイト運営者らによればこの小惑星の核はニッケル、鉄、コバルトで形成されており、その価値は時価1740万ドル相当で、これら鉱物を開拓した場合の利益はおよそ7億2600万ドルに達すると見積もられている。

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