フィギュアスケート・グランプリシリーズ「ロステレコム杯」は、20日から22日にかけてモスクワの「メガスポルト」で開催。トゥクタミシェワ選手は、フリープログラムでトリプルアクセルを2本決め、シニア女子の試合で勝利を収めた。
トゥクタミシェワ選手は、記者団に向けてこのように語った。
長い間一度も勝てなかったので、素晴らしい気分です。出来る限りの事をしたので「キスアンドクライ」では緊張しませんでした。まるでデザートを待つように大人しく待っていました。ビックリしました。私はアリョーナ(・コストルナヤ)が滑り終わるのを見ていませんでしたが、このような結果は期待していませんでした。
トゥクタミシェワ選手の勝利についてアレクセイ・ミーシンコーチは「今大会でのトゥクタミシェワの勝利の意義は、彼女へ向けられたあらゆる称賛の言葉を超えるものである」と述べた。また、「『ソバの実粥は自分で自分をほめる(彼女は元々優れた素質を持っているので、さらに誉めることは何もない)』と書いておいてください」と記者団に語った。
さらに、2015年世界選手権銅メダリストのエレーナ・ラジオノワ氏は、リアノーボスチの電話取材で「本当にチャンピオンにふさわしい演技でした。大胆で自信に満ち、すべてがきちんと決まって素晴らしかった。リーザは困難な道を歩んできたので、彼女がついに優勝して私もとても嬉しい。彼女は本物のファイターです。本当に誠実で公平でした」と話した。