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フランスでコロナの第2波がピーク過ぎる 段階的に規制緩和へ

© AP Photo / Ludovic Marinマクロン大統領
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フランスでは新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく減少を続けている。エマニュエル・マクロン大統領は国民向けにテレビ演説を行い、同国を襲った第2波のピークが過ぎたと発言した。これを受けて国内では徐々に規制解除が進められる見通し。

フランスでは一時、24時間当たりの新規感染者数が6万人を超えていたが、現在は2万人で推移している。

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病院で処置を受けている患者数も4900人(11月16日時点)から4300人(11月24日時点)にまで減少しており、「伝染病のピークは過ぎ去った」とマクロン大統領はテレビ演説の中で発言した。こうした状況を受け、11月28日からは販売店やサービス業の営業再開を許可した。また、図書館なども業務が再開される。

ただし、フランスでは自主隔離が義務付けられており、依然として外出時は申請書に記入して携帯する必要がある。この自主隔離規制についてマクロン大統領は、12月15日までに新規感染者数を5000人以下、入院する患者数を3000人以下とすることが可能となれば、規制を解除して国内の自由な移動を許可する方針を示した。

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また、12月15日以降は外出制限の時間帯が夜の21時から翌6時にまで短縮されるほか、映画館と博物館、美術館の営業も再開が認められる。ただし、現時点でレストランやスポーツジムの営業再開は2021年1月下旬以降になる見通し。

なお、フランスでワクチンの接種は12月下旬から翌年1月にはスタートするものの、政府は接種を義務化しない方針。

​フランスでは新型コロナウイルスの感染の拡大を受けて10月30日から全国的な外出制限が始まった。欧州諸国では新型コロナウイルスの第2波が猛威を振るっており、マクロン大統領は全国的な外出制限を導入すると発表していた。

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