フランスでは一時、24時間当たりの新規感染者数が6万人を超えていたが、現在は2万人で推移している。
病院で処置を受けている患者数も4900人(11月16日時点)から4300人(11月24日時点)にまで減少しており、「伝染病のピークは過ぎ去った」とマクロン大統領はテレビ演説の中で発言した。こうした状況を受け、11月28日からは販売店やサービス業の営業再開を許可した。また、図書館なども業務が再開される。
ただし、フランスでは自主隔離が義務付けられており、依然として外出時は申請書に記入して携帯する必要がある。この自主隔離規制についてマクロン大統領は、12月15日までに新規感染者数を5000人以下、入院する患者数を3000人以下とすることが可能となれば、規制を解除して国内の自由な移動を許可する方針を示した。
また、12月15日以降は外出制限の時間帯が夜の21時から翌6時にまで短縮されるほか、映画館と博物館、美術館の営業も再開が認められる。ただし、現時点でレストランやスポーツジムの営業再開は2021年1月下旬以降になる見通し。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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