同誌によると、米動画配信大手Netflixは製作を手掛けたワーナーの親会社であるワーナー・メディアにリリース権として2億ドルをオファー。しかし取引は成立しない可能性があるとされている。情報筋によると、ワーナー・メディアは自社の動画配信サービスHBO Maxで配信を計画しており、権利販売をブロックしているという。
Netflixへの売却に関心をもっているのは、まずは製作費75%を負担したレジェンドリー・ピクチャーズ。オンラインで公開初日を迎えることになっても、Netflixが進出していない中国で劇場公開が可能だ。
レジェンダリーは今のところ状況についてコメントしていないが、共同製作のワーナー・ブラザーズは今も変わらず、同作の劇場公開を2021年5月21日に予定している。
先に伝えられたところによると、Netflixは、北野武監督の自叙伝『浅草キッド』を原作にした同名の映画の製作を予定している。