ブルームバーグの消息筋によれば、この件に関してはバイデン氏が財務副長官に推すアデワーレ・アデイエモ氏が取り組むことになる。
ドナルド政権時の米国はイラン、北朝鮮、中国、ベネズエラ、ロシアと関わる企業、市民、石油タンカーでさえも広範に網羅する制裁を発動してきた。ブルームバーグは、こうした制裁には一方的な性格のものが頻繁にみられたと指摘している。
消息筋らは、トランプ氏のやり方をバイデン新米政権は、敵も味方も混乱させると考えていると語り、制裁は多方向的に実現したほうがはるかに大きな効果を上げると指摘している。
ブルームバーグは、バイデン氏本人は、制裁をこれからどうするかについては慎重な発言をしているものの、バイデン氏の推す政権の重要ポストを見る限り、制裁は依然として重要なツールであり続けることはうかがえると書いている。
先日のマスコミ報道では、米国防長官に初のアフリカ系軍人を起用したことが報じられた。