報告書では、パンデミックの影響で経済活動が減速したことにより2020年の二酸化炭素排出量は7%減少すると予測されている。しかし、UNEPのインガー・アンダーセン事務局長は、この減少分は、2050年までに温暖化を0.01度程度しか抑制する効果しかないと指摘している。
世界の平均気温 今世紀末までに3度以上上昇の恐れ
© AP Photo / Koji SasaharaДевушка в маске с портативным вентилятором во время жары в Токио
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新型コロナウイルスのパンデミックによって温室効果ガスの排出量が減少しているにもかかわらず、世界の平均気温は今世紀末までに3度上昇する恐れがあるとの報告書を国連環境計画(UNEP)が9日、発表した。