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コロナ回復者の味覚、嗅覚に大きな変化 臭いで食べ物が喉に通らない

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コロナウイルスからの回復者の中に、今まで普通に感じていた匂いや味が変わってしまった人が出てきた。味覚、嗅覚の変化に悩むロシア人女性らがロシアの人気メッセンジャーのTelegramの Mashチャンネル上にそれぞれの実情を吐露している。

ユリヤさんという女性はコロナウイルスから回復した後、しばらくの間、全く匂いがわからなくなった。ある時、キノコと玉ねぎを炒めようと思い立ち、出来上がった頃にプライパンのふたを開けると、塩素とアンモニアの刺激臭を感じて、ものすごく驚いたという。

エカテリーナさんと名乗る女性は、今までに感じたことのない、変わった臭いをチキン・ブイヨンを煮ていた時に感じたという。これと同じ臭いをエカテリーナさんはマクドナルドのチキンナゲットを嗅いだ時、両親を尋ねて鶏肉料理を出された時に感じたという。変わった臭いというのが何を想起させるものかについては、エカテリーナさんは明らかにしていない。

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ナタリヤさんはコーヒーの匂いが分からなくなった。まるで腐った牛乳を入れたような酸っぱい匂いを感じてしまうのだという。ナタリヤさんは味覚が変わってしまったために今まで食べていた食物が食べられなくなってしまった。

「パンやじゃがいもとか、味がプレーンなものしか食べられなくなりました。」

Mashチャンネルによれば、こうしたコロナからの回復者らは自発的にグループを作り、チャットで情報を交換している。チャット参加者の数人は困って医者に相談したものの、医者もお手上げだったと語っている。こうした味覚、嗅覚の変化はウイルスが中枢神経に作用した結果、起きたのではないかと考えられている。

先日、スイス人医者らは、患者の中にはコロナ感染の症状が1月半以上も長引くケールが見られると報告している。

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