最近までスイス政府は規制に対して非常に慎重に対応し、12月にはスキー場の閉鎖ですら行わなかった。しかし、12月18日に感染者数が増加したことを受け、当局はバーやレストラン、その他の保養地を2月末まで閉鎖することを決定した。公共の場でマスクを着用していない場合、250スイスフラン(約2万9300円)の罰金も科せられるようになった。また、先週には休業要請は生活必需品を除くすべての小売分野に拡大された。
国民投票の支持者らは規制実施後の政府の次の段階として研究が不十分な製薬によるワクチン接種の義務化を危惧している。しかし、同国の医療当局はワクチン接種の義務化は予定していないと述べている。