ルイジコフ飛行士はNASAの中継による中央管制センターとの交信で「緊急停止情報が入った」と報告した。
СКВ-1 と СКВ-2の両システムはロシアのモジュール「スベズダー」にあり、互いに補完しあっている。昨年8月20日に見つかった空気漏れも源は同じくズベスダー内で起きており、以来、漏れている箇所の捜索と問題解決が試みられ続けている。発表によれば、クルーらは空気漏れがあると見られる箇所に引っかき傷か亀裂を発見。そこに特製の目詰めシールを貼って修復を試みたものの、問題は完全には解決されていない。
空気漏れはステーションの使用年数に関連しているのではという見解も表されている。中でも10月に地球に帰還したイワン・ワグネル飛行士がこの見解を支持している。ステーションの耐用期限は2024年に迫っているものの、これをさらに2028年、2030年まで延長する案も検討されている。
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