看護センターのレネ・ウィルマー所長とその妻はコロナワクチン接種を受け、職員にもそれに続くよう呼びかけた。ところが職員のうち3人が接種を拒否、4人が決めかねているという状況に。ウィルマー所長は職員らと会話を重ね、ワクチン接種の資料も配布。最終的に2日の猶予を与え、職員はその間に決めるということになった。
猶予期間が終わり、職員が同意しなかったため、解雇という判断がくだされた。ウィルマー所長は職員が敬意を示さず、所長の話を聞かなかった、ワクチン接種を真っ向から拒否した者もいると話している。
解雇された女性職員は「私はワクチン反対派ではない。さらに考える時間が欲しかっただけ。このようなプライベートな問題に期間を設定されるとしたら悔しい」と語る。ウィルマー所長を法的に訴える構えだ。
ビルド紙はまた、ウィルマー所長にはワクチン反対派から脅迫が届いており、殺害をほのめかすものもあると伝えている。