先にドイツのハンデルスブラット紙は消息筋の情報を引用し、アストラゼネカのワクチンの65歳以上の人へ有効性の平均値は8%であると報じていた。同紙によると、ドイツ政府の予防接種戦略が失敗に終わる恐れがある。
また、ドイツのビルト紙は、同ワクチンの65歳以上の人への予防効果が低いため欧州連合(EU)による承認が得られないのではないかとの報道していた。
EUの医薬品規制当局は29日に同ワクチンの承認を勧告する見通し。
アストラゼネカは24日、EUとの契約上の義務を果たすことができないと発表した。同社はワクチン供給を50%以上削減する。
これより前、イタリアは、米ファイザーとアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの供給削減をめぐり提訴すると伝えられていた。
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