アストラゼネカ、コロナワクチン生産が2カ月遅延=CEO

© AP Photo / Natacha Pisarenkoアストラゼネカ
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英製薬会社アストラゼネカのソリオ最高経営責任者(CEO)は、欧州メディア8社のインタビューで、同社の新型コロナウイルスワクチンの生産が2カ月遅れていることを明らかにした。

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同氏は「医薬品に関しては、全力で取り組んでいる。われわれの問題は、医薬品の生産に関連している。この問題は修正されたと考えているが、望んでいたよりも2カ月遅れている」と述べた。
先に欧州委員会は、EU加盟国への新型コロナウイルスワクチンの供給削減についてアストラゼネカに説明を求め、事前に約束した予定通りに供給することが重要だと指摘した。

欧州委員会は、アストラゼネカのワクチン供給の予測可能性と安定性を改善し、ワクチン供給を加速するための措置を講じるよう求めている。

現在、EU市場では、米ファイザーと独バイオンテック製ワクチン(最大6億回分購入)と米モデルナ製ワクチン(1億6000万回分)が承認されている。アストラゼネカ(最大4億回分)はワクチンの承認を申請しており、1月末に審査が行われる予定。


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