同紙によると、2008年の世界金融危機では米GDPは2.5%の減少を見せた。
貿易省は、昨年の米国経済の落ち込みは、11.6%下落の1946年以来の最も大きなものとなったと指摘。また報告書によると、米国GDPが年間を通じて落ち込んだのは11年ぶりという。
一方で、2020年第4四半期は年率換算で、専門家予想の4.3%成長に対して、4%の成長だった。年末の経済成長率は第3四半期に比べて鈍化。コロナ感染拡大状況が悪化し、公的財政支援が実質的に打ち切られたことが原因とみられている。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、エコノミストらは2021年に数字は回復すると予測。高所得者層がコロナ禍で節約していた巨額の金を放出するとみられており、またワクチン集団接種とバイデン政権の経済刺激策が相まって、迅速な回復を後押しするとの予測だ。