これより前、状況に詳しい関係筋からの情報としてスプートニクはISUが世界選手権の中止ないしは延期を検討しておらず、開催の時期、場所も動かす予定にないと報じていた。
これまでの予定ではオランダ、ヘーレンフェーンで2月11日~14日に予定の世界スピードスケート選手権、3月5日~7日のオランダのドルトレヒトで世界ショートレック選手権も開催されることになっている。
ISUの声明には次のように書かれている。
「世界選手権は2022年北京冬季五輪に向けた資格審査大会であり、次回の会議では理事会は五輪出場資格のステイタスを検討する。デッドラインである2021年3月1日までに受理された事実上の申請によって理事会は評価し、五輪資格システムに変更を行う必要性があるか、あるとすれば何を変えるかを決定する。」
世界選手権は3月22日から28日が予定されており、コロナウイルスのパンデミックから開催できるか憂慮されてきた。
これより前ISUは欧州選手権、世界ジュニア選手権は開催中止を発表していた。昨年3月、カナダのモントリオールで開かれるはずだった世界選手権もCOVID-19によって中止に追い込まれている。
今シーズンのグランプリシリーズは
ISUは2021/22シーズンのグランプリシリーズの開催時期についても明らかにしている。それによるとモスクワでのロステレコム杯は11月26日~28日、ファイナルは大阪で12月9日~12日。
またスケートアメリカは開催地は確定していないものの時期は10月22日~24日、スケートカナダはバンクーバーで10月29日~31日、中国杯は重慶で11月5日~7日、日本のNHK杯は開催地は未定だが11月12日~14日、フランス国際はグルノーブルで11月19日~21日。
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