ロイド・オースティン国務長官とジャネット・イエレン財務長官に宛てた不服申し立ての中で、シャオミは裁判所の判断を「違法かつ違憲である」とし、同社が中国人民解放軍の管理下にないことをあらためて主張した。ロイター通信が報じた。
シャオミ側は、同社権利の75%は共同創業者である林斌(Lin Bin)氏と雷軍(Lei Jun)氏に属し、中国軍の所有権あるいは支配権はないと主張。
訴えでは、同社株主の「かなりの数」が米国人であることにも触れられている。
これより前、米国は前トランプ政権で、軍と関係があるという理由で中国9社を投資の禁止対象とした。その中にはシャオミとComac(中国商用飛機有限責任公司、Commercial Aircraft Corporation of China, Ltd)も含まれている。