同専門家は取材に対し、新型コロナのパンデミックによる自己検疫期間後、同氏の依頼人らはメッセンジャーやSNS、インターネット全般により多くの時間を割くようになったと訴え始めたと語った。
依存には主にどんな特徴があるのか。同氏によれば、これはガジェットがないと不安な状態、また、常に手元に携帯を所持し、他にやることがあってもSNSを検索するような状況だという。一部の研究者は、喫煙とスマホ依存は同じだと指摘する。
ホルス氏によれば、依存を抜け出すには問題の存在を認識し、SNSとの距離を正しく取る必要があるという。
同氏は、「『検索したい』という考えから『それを求めているのではなく、私が望んでいるのはスポーツや仕事、人との交流、成長。しかし、私を誘惑しているのは私のガジェットへの依存だ』という意識を持つ必要がある」と解説し、また、そうすることで人はより簡単に、自分がすべきことと矛盾するこうした要求に対処することができると指摘した。
またホルス氏は、2ヶ所の記述欄を設けた紙のリストを作り、片方には自分が望んでいることをメモし、もう片方には望まないことを書き込むようアドバイスする。同氏によれば、そうすることで、常にSNSをスクロースするのは自分が他の目的から逃避しようとしているのであって、それ自体が目的ではないことが明確になるという。