欧州宇宙機関はこれまで宇宙空間に出ることのできた総勢560人以上のうち、女性はわずか65人であり、しかもその大半の51人が米国籍であることに注意を喚起している。今回の公募では女性のクルー数が大幅に拡大される。
女性もさることながら、今回のイノベーションは身体障害者も応募対象となったこと。欧州宇宙機関は国際パラリンピック委員会の定めたカテゴリーに依拠し、まず、膝下が失われた障害者、ないし身長130センチ以下の候補者からの応募を受け付ける。
欧州宇宙機関の代表らの話では、応募期間は18か月でその後、選別が行われる。