ミャンマーではクーデターによるインターネット規制の結果、ウィキペディアへのアクセスが全言語でブロックされた。また、ミャンマー国内ではインターネット接続の規制が始まって6日目となっている。NetBlocksの情報によると、ミャンマーでは平常時と比べてインターネット接続が13パーセントにまで低下したという。
ミャンマーでは2月1日に軍事クーデターが起き、ウィンミン大統領やアウンサンスーチー国家顧問が拘束された。数日前から政府と軍の間では昨年11月の選挙結果をめぐり緊張が高まっていた。
このクーデターにより、ミン・アウン・フライン将軍が事実上の国家指導者となった。同将軍は1年間の非常事態を宣言し、ミン・スエ副大統領が大統領代行に就任した。
政権を掌握した国軍は、非常事態宣言が解除された後に総選挙を行うとの意向を表明した。国軍は前回の総選挙の結果を再び確認し、新たな総選挙の投票によって合法的に選出された政党に政権を譲渡する。
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