核兵器禁止条約は核兵器の開発や製造、保有、使用を禁じる初の条約で、今年1月22日に発効。
その1か月後の2月22日、国連は新たにフィリピンが18日、インド洋の島国コモロが19日に条約の批准書を国連に寄託したことを明らかにした。これで批准した国や地域は54となった。
国際NGOのICAN(=核兵器廃絶国際キャンペーン)によると、これ以外にもブラジルやエチオピアなど、24か国が批准の意志を公式に表明しているという。
一方で、全ての核保有国と核の傘のもとにあるNATO諸国や日本は参加していない。