ロイター通信によれば、韓国では2020年、女性1人が一生の間に産む子どもの数(特殊出生率)が0.84%にまで落ち込み、前年2019年の0.92%よりもさらに低い数値となった。
これは世界銀行が世界180か国を対象に調査した中で最低の数値。米国の1.73%、日本の1.42%に比べてもより低い。
ロイター通信の報道では、韓国は 経済協力開発機構 (OECD)加盟諸国の中でも最も急速に高齢化が進む国となっている。韓国政府は毎年数十億ドルを育児や妊娠出産の休暇支援に費やしているものの、出産率の低下には歯止めをかけることができない。
2020年末、日本が、出生率を高めることを目的にAI(人工知能)技術を活用した婚活支援サービスへの資金提供を開始することが報じられた。