トヨタ、ミャンマーの新工場の稼働を延期 クーデターの影響

© 写真 : Press service of the company Toyota (PR-agency Comunica)トヨタ自動車工場
トヨタ自動車工場 - Sputnik 日本, 1920, 26.02.2021
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トヨタ自動車は、ミャンマーでのクーデターの影響を受け、2月中に予定していたミャンマーの新工場の開業式典と稼働開始時期を延期することが明らかになった。26日、共同通信など日本の各メディアが伝えている。

開業式典は27日に予定されていた。現在、トヨタは新工場の稼働時期について「検討中」としている。ミャンマー初となる工場は同国の最大都市ヤンゴン近郊のティラワ経済特区に建てられた。ティラワ特区でもクーデターのデモ隊と警察の対立が続いており、通常通りの稼働が難しい状況となっている。

新工場では、年間2500台のピックアップトラック「ハイラックス」の生産が可能。

ミャンマーでのクーデター

ミャンマー - Sputnik 日本, 1920, 25.02.2021
日本政府 ミャンマーへの経済協力 当面の間見送りか
ミャンマーでは2020年11月8日に総選挙が行われ、2月1日には第1回目の連邦議会(国会)が行われる予定だった。連邦議会開催の数時間前の1日午前、選挙管理委員会と与党の国民民主連盟(NLD)が選挙で不正を行ったと非難していた国軍は、ウィン・ミン大統領やノーベル賞受賞者のアウン・サン・スー・チー国家顧問(事実上の首相)と政府指導者らを逮捕した。また、逮捕者らには他の高官も含まれている。

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