弁護士によると、スー・チー氏は「恐怖を植え付ける、または警戒を引き超す」、また「社会の平和を乱す」可能性のある情報を広めた容疑で新たに訴追された。ビデオ会議方式で行われた審理で明らかになった。
先にスー・チー氏は、同氏の住居の家宅捜索で不法に輸入した無線機が見つかったため、輸出入法違反の容疑で訴追され、その後、自然災害管理法違反の容疑でも訴追された。
ミャンマーでのクーデター
2月1日、ミャンマー国軍は1年間の非常事態宣言を発令し、ウィン・ミン大統領やスー・チー国家顧問を含む閣僚の解任を発表した。国軍側は、2020年11月の総選挙での大規模不正が原因だと説明した。国軍は新たな閣僚を任命した。ミャンマーでは2月初旬から市民による抗議デモが行われており、警察や治安部隊が厳しく取り締まっている。
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