ナイキの副社長 息子のスニーカー転売に関する記事を受けて辞任

© REUTERS / Lucy Nicholsonナイキ
ナイキ - Sputnik 日本, 1920, 03.03.2021
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ナイキの北米地区の副社長兼ゼネラルマネージャーを務めていたアン・ヘバート氏が辞任した。同氏はナイキに25年間勤務していたが、米ブルームバーグが息子のジョー・ヘバート氏(19)がナイキのスニーカーを転売したとの記事を掲載後、自らの意思で辞任した。

同通信社によると、ジョー氏は、ウェスト・コースト・ストリートウェアという転売会社を運営していた。同氏はナイキで人気のあるレアなアイテム(イージー・ブースト350ザイオン、ナイキ・マグ、プレイステーション5など)を買い占め、高値で転売していたという。ジョー氏は、米歌手カニエ・ウエスト氏がアディダスと開発したスニーカーで13万ドル(約1390万円)以上稼いでいた。

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また、ジョー氏はナイキのトップ幹部である母親とのつながりがあるだけではなく、母親名義のクレジットカードを使ってナイキのスニーカーを購入していたことが分かった。

ブルームバーグは、ジョー氏が母親の立場を利用してディスカウントコードを使ったか、出荷の情報をより速く入手したかについては確認していない。しかし、ネット上では多くの人がこういった事柄に関する推測が出ている。ジョー氏自身が同通信社に親族について言及しないように求めており、同氏はそれ以来連絡に応じていないという。また、ジョー氏は以前、母親から内部情報を受け取ったことはないと述べている。

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