フィリップ殿下は2月16日、体調を崩しロンドンのエドワード7世病院に入院。同院で既往症である心臓病の検査を受けていたが、3月1日には聖バーソロミュー病院に転院した。
バッキンガム宮殿によると、手術は3日に行われた。フィリップ殿下は体調が回復するため今後数日間入院を続けるという。
フィリップ殿下が入院した当初、その入院理由は明らかになっていなかったが、新型コロナウイルス関連ではないとの報道が出ていた。殿下はこれまで膀胱炎や冠動脈疾患の治療を受けており、2013年には腹部の診査手術を受けている。
フィリップ殿下の妻であるエリザベス女王と王室のメンバーは、殿下の入院中も公務を続けている。フィリップ殿下は、2017年にバッキンガム宮殿で英海兵隊を閲兵したのを最後に全ての公務を引退した。