これにより米国ファイザー社製と英国アストラゼネカ社製とともに日本政府が供給契約を結ぶ3社のワクチンすべてが申請または承認されたことになる。
武田製薬は、米国での治験データをもとに申請を行なったが、1月下旬から国内で成人200人を対象に臨床試験を行っている。このデータは5月にまとめられ、提出される。
日本政府はモデルナ製を計5000万回分(2500万人分)を調達する契約を結んでいる。予定では、6月までに4000万回、その後9月までに1000万回が輸入供給される。すでに承認されているファイザー社製ワクチンは2月中旬から医療従事者を中心に接種が開始されている。