報道によると、ワイオミング州では3月16日からマスク着用義務を含む複数の規制が解除されるという。これにより、バーやレストラン、トレーニングジム、映画館の通常業務再開が可能になるとしている。
ゴードン知事は今回の決定について、州内における新型コロナウイルスの新規感染者数と入院患者数の減少、および迅速なワクチン接種が決め手になったと説明している。ゴードン知事は春や夏のイベントがこれから多数開催されることから、良識と責任ある行動を取るよう市民に注意喚起している。
米国ではすでにテキサス州とミシシッピ州の知事ら(いずれも共和党)がマスクの着用義務を解除している。ジョー・バイデン大統領はこの決定を時期尚早とし、「ネアンデルタール人的思考」と批判している。
バイデン大統領は大統領就任後、100日間にわたってマスク着用を呼び掛けることを定めた指令に署名していた。