バイデン氏は以前、プーチン氏は米大統領選挙へ介入したことに「責任をとるはめになる」だろうと指摘していた。
クリモフ露上院議員は、バイデン氏のこの声明は今までの同氏の行為のロジックにもロシア恐怖症的政策にも十分理に適っていると指摘した上で、国の指導者ともあろう人物が他国の首脳に対してこうした発言をするとは変な話であり、これはもう「躾けと良心の問題」と語っている。
この前日、米国情報機関が組織するインテリジェンス・コミュニティから出されたレポートには2020年の米大統領選挙にロシア側がバイデン候補の信用を損ね、そのライバルであるトランプ候補を支援しようと操作を試みたとする記述があった。ただし具体的にどういった介入の試みがあったかについては指摘されていない。