東京五輪・パラリンピック組織委員会は、28日に栃木県足利市内で行われた五輪の聖火リレーで、タレントの走者を見ようと多くの観客が詰め掛け、「密集」状態が発生したと明らかにした。
これに関して、丸川五輪担当相は「恐らく都市部が大きな課題になってくる」とし、「地域の医療にいかに負担をかけないかということと、聖火リレーの実施(方法)を都道府県でよくご検討いただきたい」と述べた。
また、場合によっては「(沿道の観覧者を)管理できるルートだけ走っていただくことにもなるかと思う」と語った。
東京五輪の聖火リレーは25日、福島県でスタートした。聖火リレーにはおよそ1万人のランナーが参加し、121日間かけて47都道府県を巡る。
6日目となる30日、聖火は栃木県から群馬県に引き継がれ、リレーがスタートした。
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