4日に発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は関西の2府4県で合わせて934人となった。大阪では593人、兵庫では211人、京都では63人、奈良では40人、和歌山では14人、滋賀では13人の感染が確認。また大阪で3人、兵庫で1人の死亡が確認された。
日本政府は今月1日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」を大阪府、兵庫県、宮城県に5日から5月5日まで適用することを決定した。対象地域となった大阪市、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市と仙台市では飲食店などに対して午後8時までの営業時間の短縮が要請された。
これより前、大阪府の吉村知事は、東京五輪の聖火リレーについて、政府が「まん延防止等重点措置」を大阪府などに適用する方針を固めたことを受け、大阪市内では中止すべきだとの認識を示した。
菅義偉首相は4日、「まん延防止等重点措置」については、要請があれば速やかに適用する意向を示した。