ジョブソン氏によると、フィリップ殿下は、亡くなる前に入院していたロンドン市内の病院を訪問したチャールズ皇太子に対し、自分の死後にエリザベス女王の面倒をみるよう頼んだ。またフィリップ殿下は、チャールズ皇太子が英王室を率いるべきだとし、今後数年間に王室が進むべき道について語ったほか、住まいであるウィンザー城で最期を迎えるために城に戻りたいとの願望を表したという。
先に、フィリップ殿下の孫で米在住のヘンリー王子が葬儀に参列するため英国に帰国したと報じられた。英国入国後、ヘンリー王子には10日間の隔離が求められる。妻のメーガン妃は妊娠中のため、医師の助言に従い参列しないという。
英王室は10日、フィリップ殿下の葬儀を17日に執り行うと発表した。英国は国葬までの8日間、喪に服する。王室関係者は2週間の喪に服す。