ロシア連邦保安庁は17日、アレクサンドル・ソソニュク領事を拘束したことを発表した。保安庁によると、領事は治安当局が管理する機密情報を受け取る目的でロシア国籍の人物と面会するところを現行犯で逮捕されたという。
ウクライナ外務省のオレグ・ニコレンコ報道官によると、ソソニュク領事は拘束されてから数時間後に釈放されたという。領事はすでに領事館に戻っている。ソソニュク領事の違法行為を受けてロシア外務省はウクライナ政府のワシリー・ポコチロ臨時全権代表を呼び出し、72時間以内に国外へ出国するよう助言した。
この事態を受けてウクライナ外務省は公式サイトに声明を掲載し、ソソニュク領事にかけられた容疑を完全に否定した。また、ウクライナ政府は対抗措置としてキエフのロシア大使館に勤務する上級外交官に対し、72時間以内に国外へ出国するよう命じた。
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