ミャンマーで日本人記者訴追 最長禁錮3年の可能性

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ミャンマーで日本人記者訴追 最長禁錮3年の可能性 - Sputnik 日本, 1920, 20.04.2021
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クーデターが起きたミャンマーで逮捕された同国在住の日本人ジャーナリスト北角裕樹さんが刑法違反で訴追された。時事通信がミャンマー国営テレビを引用して伝えた。

18日夜、ミャンマーのヤンゴンで日本人ジャーナリストの北角裕樹さんが治安当局に拘束された。

ミャンマー国営テレビによれば、北角さんが「虚偽のニュースを広めた疑い」で逮捕された。最高で禁錮3年が科される可能性があるという。

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菅首相は19日、北角さんの逮捕について「邦人保護に万全を尽くす」と述べた。加藤官房長官も19日、「ミャンマー側に対して早期解放を求めており、引き続き邦人保護に万全を期していきたい」と述べた。

これより前、菅氏はミャンマー軍に対して民間人に対する暴力の即時停止を求めていた。

ミャンマーでのクーデター

ミャンマーでは2月1日、クーデターが発生。このクーデターで国軍はウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問や与党・国民民主連盟の指導者を逮捕した。

このクーデターにより、ミン・アウン・フライン将軍が事実上の国家指導者となった。同将軍は1年間の非常事態を宣言し、ミン・スエ副大統領が大統領代行に就任した。

政権を掌握した国軍は、非常事態宣言が解除された後に総選挙を行うとの意向を表明した。国軍は前回の総選挙の結果を再び確認し、新たな総選挙の投票によって合法的に選出された政党に政権を譲渡する。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ミャンマー国軍によるクーデターについて、同国で達成された民主化の進展を損なっているとの懸念を示している。

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