英国政府は、先に提供した人工呼吸器200台、酸素濃縮器495台、および3つの酸素発生器に加え、新たに英国で余っている人工呼吸器を提供すると発表した。
また、英国の国民保健サービス(NHS)はインドのコロナウイルス対策を支援するための諮問グループを創設する。声明には、グループには「国際的な医療研究者、看護師、他にインドの医療制度で活躍した経験のある医療専門家など」が加わり、「新型コロナウイルスの大流行に関して経験を共有し、インドの医療機関と協力する」と述べられている。
英国のボリス・ジョンソン首相とインドのナレンドラ・モディ首相は4日、オンライン会談を行い、「コロナウイルス対策を含め、英インド間の協力を綿密なものにするための様々な取り組みについて調整する」見込みだという。
新規感染者が増加する中、英国の企業や慈善団体はインドのニーズに迅速に対応してきた。これに関し、ジョンソン首相は「英国政府が重要な支援を提供できたことを嬉しく思う」と述べた。
インドの新型コロナウイルス感染者数は世界で2番目に多くなっている。最新のデータによると合計1950万人以上が感染し、感染または感染が原因の疾病により21万5000人が死亡した。
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