ブリンケン国務長官は2日間キエフを訪問し、ウクライナのゼレンスキー大統領らと会談した。ブリンケン氏は、バイデン政権初の代表者としてウクライナを訪問した。
ブリンケン氏は「キエフではゼレンスキー大統領らと会い、生産的な時間を過ごした。米国はロシアの脅威に断固として直面し、ウクライナの主権、民主主義、繁栄した未来を確保するために必要な活動を支援するつもりだ」とツイッターに記した。
Productive time spent in Kyiv with President @ZelenskyyUa and all those with whom I met. The United States is resolute in the face of Russian aggression and in our support for the reform work needed to ensure a sovereign, democratic, and prosperous future for Ukraine. pic.twitter.com/RaHlRbynM9
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) May 6, 2021
先に米国政府は、ウクライナとの国境に2014年以来最大の数のロシア軍部隊が集中していると指摘し、ブリンケン氏は状況を注視していると述べた。
一方、ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ロシアは領土内で独自の裁量で軍を動かしているとし、懸念事項には当たらないと述べた。さらに、ロシア政府は紛争の当事者ではないため、ウクライナが政治的および経済的危機を克服することに関心があると繰り返し述べている。
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