沖縄県の謝花喜一郎副知事は19日の記者会見で、県内に医療非常事態宣言の発出を発表。まん延防止等重点措置が適用されている間、飲食店への酒類の提供自粛は求めないが、営業時間短縮要請に応じない店舗名の公表の準備を進めている。
沖縄県では18日に1日の感染者数が過去最多の168人を記録。19日はさらに上回る見通しだという。療養者数も1533人と過去最多を更新している。謝花副知事は「大型連休後、医療提供体制の危機的状況は深刻さを増している」と強い懸念を示した。
今後、感染が若者から高齢者に移行し、入院者数がさらに増加した場合は「重症化リスクがあっても入院できなくおそれがある」としている。
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