感染から1年が経過した20歳から70歳代の250人の検体が調べたところ、中和抗体を獲得した人の割合は重症、中等症では100%、軽症、無症状では96%だったことが明らかになった。昨年末に行った感染後半年の免疫能の解析では98%の割合で中和抗体が検出されている。
従来型ウイルスの中和抗体が感染後1年たっても維持されているという結果を受け、研究チームを率いる山中竹春教授は・横浜市立大教授(臨床統計学)は「1年ごとにワクチンを接種することで感染拡大の防止が期待できる」と話している。
先日、横浜市立大学の研究チームは、日本で検出されたインド株、英国株を含むコロナウイルスの菌株に対し、米ファイザー製のワクチンが有効性を持っていたとの研究結果を発表している。