ニコラエフ氏は、サハ共和国の感染状況は依然として厳しく、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者は増え続けており、重症者は減少しておらず、死者も出続けていると指摘した。
サハ共和国の主任衛生医師のマルガリータ・イグナチエワ氏は今月19日、接種できない人(禁忌)を除く65歳以上をはじめとした共和国の人口の少なくとも70%に対するワクチン接種に関する政令に署名した。
ワクチン接種を義務化していない雇用主には、20万ルーブル(約30万円)以上の罰金が科される。また「ワクチン接種を理由もなく拒否」した場合、「従業員は働くことが許可されない可能性がある」という。政府によると、あらゆる形態の所有権を有する企業がこの措置の対象となる。また妊婦がいる家庭では、コロナウイルスから妊婦を守るために家族全員がワクチン接種を受けることになるという。
サハ共和国では過去24時間で新型コロナウイルスの新規感染者が105人確認され、4人が死亡した。累計感染者数は3万7821人、累計死者数は655人、回復者は累計3万3254人。