ドン国立工科大学の学者らによる新しい研究では、ショウガ科の多年生草本「ショウズク」(学名:Elettaria cardamomum)の生物活性化合物が生物膜(バイオフィルム )の形成を阻害し、新しい抗菌薬の製造に役立つことが示された。
細菌性バイオフィルムは、アグレッシブな環境や薬の作用から保護するために微生物群集によって形成された多層構造で、抗生物質やヒトの免疫システムの作用への微生物の耐性を確実にする。
ショウズクは、機能性添加剤、安全なうま味調味料、防腐剤として食品業界で使用されている。またショウズクの抽出物は抗酸化性を有しており、食品添加物としての価値を高めている。
関連ニュース