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新型コロナウイルス
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「黒いカビ」エジプトでも7人が感染

© REUTERS / Mohamed Abd El Ghanyエジプト・カイロ
エジプト・カイロ - Sputnik 日本, 1920, 31.05.2021
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エジプトで「黒いカビ」と呼ばれる真菌感染症「ムーコル症」患者が7人確認された。ムーコル症の治療が行われている病院があるエジプト北部ザガジグ大学のオスマン・シャアリャン学長が明らかにし、30日、エジプトの国営紙「アルアフラム」が報じた。

シャアリャン学長によれば、7件の感染例はすべてエジプト北東部のシャルキーヤ県で確認され、いずれの感染者も新型コロナウイルスに起因するものを含め、なんらかの疾病により免疫が低下していたという。

同学長によれば、これまで3人の患者に、感染部位の組織を取り除く手術が施された。そのうち1人は重体で、残り2人の体調は安定しているとのこと。

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インドで今度は「黄色カビ」 コロナ罹患者に3種目の真菌が検出

「黒いカビ」の胞子は、土壌、埃、有機分解から出る生成物に付着している。真菌は多くの場合、人工呼吸器を通じて、人間の体内に入り込む。専門家によれば、ムーコル症は他の真菌感染症と同様、新型コロナに感染し、長期にわたり重症者病棟でホルモン剤の投与や酸素吸入を受けている患者の間で確認されている。また長期間、大量のステロイドを投与している糖尿病患者の間でも発生しているとのこと。ムーコル症は鼻や喉から始まり、眼や肺に広がる。新型コロナ患者が感染した場合は、死亡する可能性が高い。

なお、インドではムーコル症の患者数がすでに1万1000人を超えている。

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