医師らは、インドでは接種を受けた人がワクチンによって予防されるはずの病気を発症する突破感染が63件確認されていると発表した。この場合、患者36人が接種を2回受け、27人が1回受けていた。
10人がワクチン「Covishield」の接種を受け、53人はワクチン「Covaxin」の投与を受けていた。感染者の平均年齢は37歳で、男性が41人、女性が22人。合併症を発症したものはいなかった。
菌株B.1.617は2重変異株として知られ、インドのマハーラーシュトラ州ではじめて確認されている。医師らによれば、この変種はインドにおける第2波の原因の1つとされ、最近では同ウイルス変種はさまざまな国で発見されている。
関連ニュース