協定は同大学を中心とした産学組織「6Gフラッグシップ」と日本の「ビヨンド5Gコンソーシアム」の間で締結。オウル大学は「『6Gフラグシップ』と『ビヨンド5G』では6G技術の研究開発の協力が開始されようとしている。今後のさらなる課題のひとつに、世界の標準化と規制に影響を与えることがある」と説明している。
「6Gフラッグシップ」を率いるマッティ・ラトヴァ・アホ教授は、日本は無線通信分野で最も影響力のある国のひとつであり、今春、日本は6G開発に20億ドル(約2188億円)を投じた、と語った。
オウル大学が6G研究を開始したのは2018年。産学組織「6Gフラッグシップ」を立ち上げ、その活動期間を2018-2026年としている。同組織にはオウル大学のほか、アオルト大学、ファンランド技術研究センター(VTT)、通信会社Nokia、その他イノベーション企業が名を連ねている。
スプートニク通信ではこれより前、韓国サムスン電子が近いうちにも第6 世代移動通信システム「6G」の標準規格を発表する可能性があることを報じた。