「DEBUcari」は、個人や企業向けに肥満の人のレンタルを開始すると発表した。時間当たりのサービス料は2000円で、全額が使用人に支払われる。自分の体重が欠点とは思わない100キロ超の人は誰でも同社のスタッフになることができる。
どんな人が太った人を「レンタル」するのかについて、「DEBUcari」は、理由はさまざまだと考えている。XXLやそれ以上のサイズの服を作りたいと思うデザイナーにとっては彼らは必要だ。また、自分が太っていると思っている人たちは、さらに太っている人をレンタルすることで自尊心を高めることができる。大きい人は食品会社の顔になれ、または低脂肪食品の広告塔として活躍できる。
また、「DEBUcari」は肥満の社会的不名誉(太った人を嘲笑すること)と積極的に闘っている。同社代表によれば、「太った」という形容詞は侮辱的意味を持たないという。逆に肥満はなんらかのポジティブさや勇気の源となる。
1月に通信社「スプートニク」は、「プロの怠け者」が自社を有料で提供するという、ある日本の風変わりなサービスについて紹介した。